病院で漢方薬を処方されたけど、味が苦手でどうしても続けられないんです。
このように、病院で処方された漢方の味が苦手という方は非常に多いです。子供だけでなく、大人の方もいっぱいいらっしゃいます。
この記事はそんな悩みを解決していきたいと思います。
私も漢方薬を初めて飲んだ時はものすごく飲みにくかった印象が残っています。しかし病気の治すためと色々工夫をして飲むことが徐々にできるようになりました。実際に私が漢方が飲めない頃、どんな工夫をして飲んでいたのか詳しくご説明したいと思います。
どうしても飲めないという方は次にご紹介する方法を試してみてください。
先にお水や白湯を口に入れておく
口にの中に漢方薬を先に入れてしますと、口いっぱいに漢方の味が広がってしまいます。これでは漢方が苦手な方はまずアウトでしょう。口の中でお水や白湯を先にいれておくことで味が広がるのを抑えることができます。口の中にお水を入れたあと漢方薬を次に入れたらすぐさまに飲み込むようにしてください。若干後味が残ることがありますが、多少は苦みや辛味を軽減できるはずです。
コーヒー牛乳やココアで飲んでみよう
同じような苦いものと一緒に飲むことで、味が相殺され、大変飲みやすくなります。お湯やお水で漢方薬と一緒に混ぜて服用してみてください。※カフェインが含まれているものは小さいお子様は注意が必要です。
またココアによく似ているもので【ミロ】がありますが、これも漢方が大変飲みやすくなります。
この方法は筆者が一番おススメしている方法です。実際に私が調剤薬局で働いている時に患者さんから相談があった場合に、この説明をよくします。次回来院された時に試してみた感想を聞くと、とても飲みやすくなったとの声をいただいております。やはり漢方独特の味や匂いがなくなることが大きいようです。
ハチミツやアイス、ヨーグルトに混ぜてみる
甘いものに混ぜて飲んでみたり、アイスやヨーグルト等冷たいものは味覚が鈍くなりますので、比較的に飲みやすくなります。※ハチミツはボツリヌス菌が含まれている可能性があるため乳児には与えないようにしてください。
オブラートを使用する
漢方薬には香りや味も薬効の一つであります。しかしどうしても苦手な場合にはオブラートを使用するのも手です。服用する時はいつもより多めに水を飲んで、胃の中での漢方の吸収を促しましょう。オブラートには袋状の製品やゼリー状の製品等があります。
↓ぜひオブラートも試してみてください
漢方には甘くて飲みやすいものもある
そもそも漢方薬は苦いものだけではありません。甘味があって大変飲みやすい漢方薬も存在するのです。漢方薬って聞いただけで苦いと思い込んで、すぐにココアやアイス等と混ぜて飲んだり、そのまま飲まなかったりするのはもったいないです。試しにお水で飲んでみて苦手だったら色々工夫をして飲む方が良いかと思います。事前に薬剤師さんにどんな味がするのか聞いておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
お薬と効いてお水でしか飲めないというイメージが強いかもしれませんが、漢方薬はお水で飲めなかったら、色々なものに混ぜて服用できるお薬です。お水で飲めないからといってそのまま諦めて飲まないのは、せっかく病気を治すためにいいお薬を処方してもらっているのに、とてももったいないことです。私も味が苦手な頃はそんな感じで飲むのを躊躇していましたが、徐々に飲めるようになりました。今回紹介した方法を試すとすごく飲みやすくなると思いますので、ぜひ実践してみてください。
上記の方法を試してみて、味に慣れてきたらお水や白湯で飲めるようになるとよりいいですね!
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